矢崎エナジーシステム株式会社
モノビジネスからモノ×コトビジネスへの転換をはかり、世の中の人々の生活が豊かになる新事業を共創する。
弊社は、安心・安全で世の中の人々が豊かに暮らせる製品をお届けしております。デジタル社会が進む中で、弊社はモノビジネスからモノ×コトビジネスへの転換をはかっています。スタートアップ企業様と協業することにより、世の中の人々の生活における困り事を解決し、快適に生活できる暮らしを実現したいと考えています。
会社紹介
矢崎グループは、社是「世界とともにある企業」「社会から必要とされる企業」のもと、人々の暮らしをつなぐ製品・サービスの提供を通じて、社会に貢献したいという思いで事業活動をしています。
車をつなぐワイヤーハーネス(自動車用組電線)を中心とした「自動車機器事業」、人々の暮らしをつなぐ電線・ガス機器等の事業を柱とした「生活環境機器事業」を展開しています。さらに、介護サービスや環境リサイクル製品など新しい事業領域にも挑戦し、社会全体の豊かな未来の実現に貢献しています。
今回は「生活環境機器事業」のモノ×コトビジネスへの転換を実現するため、ガス機器製品の開発部署が参加しています。
メンバー紹介
スタートアップ企業のご担当者様あるいはご家族の方が、日々の生活中、特に家庭で困っていることはありませんか?
弊社とスタートアップ企業様の技術・発想を融合し、世界中の人々の生活を快適・便利にする事業を共創しましょう。
事業責任者
ガス機器事業部ガス機器開発センター
第二開発部 部長
大橋 洋隆
ガス保安機器のトップメーカーである弊社は「新しい発想で世界中のお客様に最高の価値を提供する」をモットーに活動しています。
ぜひ一緒に新事業の創出にチャレンジしましょう。
主担当
ガス機器事業部ガス機器開発センター
第二開発部21チーム
今村 勇斗
共創は、私にとって初めての取り組みです。不慣れなこともあるかと思いますが、相互理解・リスペクトをモットーに活動します。よろしくお願いします。
メンバー
- ガス機器事業部ガス機器開発センター
第二開発部21チーム
チームリーダー
中島 唯宣 - ガス機器事業部ガス機器開発センター
第二開発部21チーム
笹崎 一茂
テーマ説明動画
11/25 NAGOYA CONNÉCT スペシャルセッションに登壇した際のテーマピッチ動画です。
01 ガス漏れ警報器を活用したコトビジネス 新たなセンシングデバイスもしくは機能を付加し、サービスを展開することにより従来のモノビジネスからコトビジネスへの転換をはかりたい。
テーマを通して実現したい提供価値
台所に設置し、5年ごとに交換されるガス漏れ警報器を活用し、家庭の安心・安全、困り事の解決など暮らしが快適になる便利なサービスを提供する。
<都市ガス警報器>
設置場所:天井側
シェア:2番手
市場規模:約210万台/年
世帯数:約2,700万件
普及率:約40%
電源電圧:AC100V(50/60HZ)
【設置場所】
<都市ガス>
<LPガス警報器>
設置場所:床側
シェア:トップ
市場規模:約270万台/年
世帯数:約2,500万件
普及率:約80%
電源電圧:AC100V(50/60HZ)
【設置場所】
<LP(プロパン)ガス>
ターゲット
- 消費者(ガス利用者)
- ガス事業者(都市ガス会社・LPガス会社)
ターゲットの課題
- 「ガス事業者が積極的に販売したいと思うガス漏れ警報器」・「消費者が安心・安全に暮らすことができ、生活が便利になるガス漏れ警報器」を弊社・スタートアップ企業様との共創で考えていきたい。
解決の方向性
ステップ①:センシングデバイス(機能)を追加し、家庭内外の取得できるデータの種類を増やす。
ステップ②:それらのデータをビッグデータ解析し、提供するサービスを検討する。
ステップ③:有益な情報を消費者もしくはガス事業者に提供する。
アイデア
- 台所における困り事の解決
- 見守り監視
- 災害時の活用
- 家庭内の家電製品との連動
- 日常生活における情報提供
スタートアップに求めていること
- 警報器に組み込むことで新たなサービスを創出できる家庭内外センシングデバイスの開発(ステップ①)
- 保有するセンシングデバイスから創出できるサービスの共同検討(ステップ②)
- AI解析技術(ステップ②)
- クラウド連携
本テーマにおける弊社の役割
- センシングデバイス付加によるガス漏れ警報器設計・実証実験
- ステップ①~②における開発費の提供
- ガス事業者もしくは消費者(ガス利用者)に対する、ニーズの調査・情報提供
- ガス漏れ警報器の仕組みに関する情報
- 知財の協議(50:50を前提に協議)
02 ハードウェア、ソフトウェア活用の共創 日々の生活、特に家庭における困り事を、スタートアップ企業様の技術と弊社のハードウェア設計・製造技術を融合し、製品・サービスとして解決したい。
テーマを通して実現したい提供価値
弊社のハードウェア設計・製造設備を活用されたいスタートアップ企業様を募集します。
御社のソフトウェア技術と弊社のハードウェア技術・ノウハウを融合して、世の中の人々の暮らしを豊かにする新たな製品・サービスを開発しましょう。
開発スコープ
- 一般消費者向けの製品・サービス
- 法人向けの製品・サービス
本テーマの背景
スタートアップ企業様と弊社の双方の課題を埋め合わせることで、新製品・サービス開発を目指す。
【弊社の課題】
- ものづくりの経験からハードウェア設計・製造に強みがあるものの、通信系ソフトウェア技術やビックデータ解析技術等が乏しい。
今後の新規事業開発において、ソフトウェア技術の活用は必要不可欠であり、喫緊の課題である。
【スタートアップ企業様(想定)】
- 製造計画や製造ライン確保といったハードウェア設計に苦慮されているのではないか?
【消費者】
- 今よりも便利・快適な生活を求めている。
【まとめ】
- 消費者が今よりも便利・快適な生活ができるよう弊社・スタートアップ企業様にて新製品・サービスを提供していきたい。
スタートアップに求めていること
- 通信系のソフトウェア開発やデータ収集、ビッグデータ解析等の技術
- 新しい分野の製品やサービスの素案
本テーマにおける弊社の役割
- ハードウェア技術(回路設計・構造設計を担う)
- 商流(全国のガス事業者、デベロッパー、その他販売ルートを検討)
- 開発費用(額については要検討)
- 一部の工場設備
- ガス事業者もしくは消費者に対する、ニーズの調査・情報提供
- 知財の協議(50:50を前提に協議)
私たちが提供するアセット
各種設備の活用
社内保有の製造設備(3Dプリンタ等)、試験設備、設計設備を活用できる。
そのため、短期間で原理試作評価を実施することが可能。
販路
全国に営業拠点(約40拠点)があり、数多くのガス事業者に対する販売網がある。
ハードウェア系の設計全般
電気回路、配線板、機構、ソフトウェア(通信系は除く)の専任設計者を有する。
そのため、サービスに必要なモノづくりを提供できる。
実証実験時の場の提供
従業員宅や保有する実験場(もしくは外部実験場)などを活用できる。過去の新製品開発では従業員宅を実証実験フィールドとして、約50台の警報器のモニター試験を実施しています。
広告やPR
新製品や新システムの発売時には社内HP掲載は勿論のこと、新聞・雑誌・WEB広告等へ掲載することができる。